この記事でわかること
・モンテッソーリ教具【三項式の箱】の仕組みとは?
・【三項式の箱】のお仕事の目的とは?
・【三項式の箱】から得る効果とは?
この様な疑問をお持ちの方に、
画像多めで解説してみようと思います。
4年間モンテッソーリ園に通っている中で、
息子が3〜4歳児クラスの時に夢中になっていたお仕事です🌟
文系で数学が苦手な私なので、
子どもと同じ目線で出来るだけわかりやすく分解してみました。
はじめに 三項式とは?
初等代数学における三項式とは、三つの項からなる多項式のことを言うそうです。
初等代数学における三項式(さんこうしき)とは、三つの項からなる多項式を言う。
より一般には、三つの項からなる代数式を単に三項式と呼ぶこともある。
これと対照的に、三項からなる多項式の方は「三項多項式」と呼んで区別する。
引用元:ウィキペディア
三項式と言われてもあまりピンとこないのですが、
三項式の箱だけではなくモンテッソーリの教具をみていると、
はじめて数学の美しさに気付かされます。
モンテッソーリ教具【三項式の箱】の目的
三項式の箱を使ったお仕事の狙いは、
・視覚から3次元を理解する力を養う ・具体物を使いながら、数学的な思考を育てる
ことです。
4歳くらいから夢中になり、一瞬で組み立てていきます。
モンテッソーリ教具の「三項式の箱」は、
a,b,cの3パターンの長さからなる直方体を組み合わせた立方体。
この公式を具体化した教具で、
視覚的に数学的理解をすり込んでいきます。
モンテッソーリ教具【三項式の箱】の仕組み
三項式の箱の中には、赤・青・黄・黒に色分けされた、
27個の直方体でできています。
それぞれの一辺は3つの長さ(a,b,c)の組み合わせで、
これらを組み立て、大きな立方体に仕上げていきます。
体積を求める意識は子どもにはもちろんないのですが、
数学的な概念を無意識に取り入れると言う意味で、
大きな役割があります。
立方体の6面はどの面から見ても、
赤・青・黄の並びが統一されています。
立体の中も並びは同じで、3次元でこの規則性が統一されています!
木箱の中に入っている直方体の全ては27個
モンテッソーリ教具【三項式の箱】から得る効果
3次元のパズルを楽しむ感覚で、
小学校以降に学ぶ代数へ自然と慣れていくことができます。
まさに具体から抽象への流れがあるので、
理解が深まることが期待されます。
数学の苦手意識が強まる前に、
知育として取り入れるとスムーズです。
モンテッソーリ教具【三項式の箱】まとめ
いかがでしたか?数学が苦手
(=苦手なものは嫌いになってしまう)な母ですが、
子どもに教える際に、
視覚的に説明できる具体物があると良いなという思いもあり、
家でも購入して4歳から始めています。
今は理解しているもいないもわからない状態ですが、
とにかく夢中になって組み立てております。
場所も取らず、見た目もおしゃれな木の教具なので、
一度お試しくださいませ!