モンテッソーリ体験談

モンテッソーリ教育と宗教

・通う幼稚園でモンテッソーリ教育が導入されているが、宗教と関係があるの? 

・モンテッソーリ子どもの家は宗教が限定されているの?

・「お仕事」「敏感期」などの思想が受け入れにくい。どこか宗教に似た教えを感じる。

モンテッソーリ教育をお考えの方に向けて、

実際に4年間子どもの家で過ごした息子の経験からお答えさせていただきます。

最初にモンテッソーリ子どもの家で宗教は問われません。

実際にマリア・モンテッソーリはクリスチャンでしたが、

モンテッソーリ自身も教育において宗派を限定していませんでした。

しかしこのブログを読んでくださっている方の多くは、

宗教が違ったら通えないの?という不安より、

宗派に関わらず、宗教色が強いことに違和感を感じる無宗教の方、

ある限定された思想を強要されることへの不安があると思います。

私自身モンテッソーリ教育を調べていく上で、

どこか秩序だった乱れのない世界に

最初ソワソワした記憶があります。

モンテッソーリ教育が宗教っぽく感じる理由は

「お仕事」や「感覚教具」といった、

幼い子どもの環境と結びつけにくい

整然とした言葉が多く出てくるからだと思います。

実際には、当たり前ですが普通の先生ですので、

その第一印象はあっさり裏切られ、

想像していた保育園らしい部分が多くあり、

4年間の間、一度も宗教らしさを感じたことはありませんでした。

ただやはりキリスト教よりのお考えからか、

「祈り」であったり「神様」という存在の大切さは

重んじられていたように思います。

私個人的にはキリスト教の思想は共感できる部分であったのですが、

それを強要されることはありませんでした。